東京での公演が終演いたしました🎻🎹✨
- Auderghem Music Salon
- 1 日前
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静岡で初めての僕のピアノソロ・コンサートの翌週、ヴィオラ奏者で作曲家の飯野和英くんと東京にて演奏して参りました🎻🎹
飯野くんとは東京の音大時代に出会い、試験の伴奏で夜遅くまで練習し切磋琢磨した戦友。
パリ留学時代には彼の伴奏したり、ピアノカルテットを組むなど、異国の地でも苦楽を共にしてきました🇫🇷
そして、2019年のベルギー公演🇧🇪から6年、再び一緒に演奏することができました♫
とある番組に出演し、演奏家としても作曲家としても引っ張りだこの飯野くん🌹
オーケストラの作品が初演されたり全国公演真っ只中…と多忙な飯野和英の演奏と作品を聴ける貴重な機会🎻🎹✨
パリにいた頃から編曲&作曲家としてスタートした飯野くんを間近で見ていましたが、実際にオリジナル作品を演奏するのは初めてで、今回楽譜をもらった時はワクワクしました☺️
そのうちの一曲「13日の金曜日」は、パリ銃撃テロがきっかけで作曲されたもの。
当時通っていた音楽院の生徒も巻き込まれた恐ろしい事件でした。近くの広場に追悼で沢山蝋燭や献花がされ、でも人々はそんな状況でも前を向いて生活を続ける(続けていくしかない)姿も目の当たりにしました。
「13日の金曜日」は決して暗い曲でなく、そうしたフランスの人々の想い、それでも前を向いて生活していく様子を音楽にしたもので、当時のことを思い返しながら演奏しました。
また、今回の公演のきっかけとなったヒンデミット「ヴィオラとピアノの為のソナタ」
6年ぶりに飯野くんと“音楽を共に作り上げていく時間”を過ごすことができ、お互いに自身の人生・音楽と向き合い続けてきたこの数年の成長を感じることができました♩
目まぐるしく変調する中、ふと訪れる静かで切ないメロディーに心洗われる瞬間です。
普段クラシックを聴かないお客様からも終演後、「ヒンデミット初めて聴きましたが、良かった!迫力がすごかったです!!」..と嬉しいお声をいただきました✨
翌朝にレッスンがあった為、お見送り後に駅までダッシュ💨なんとか終電に飛び乗ることができ、静岡へ帰りました。(こうして静岡を拠点に、西へ東へ動き回っております)
この場を借りて改めて、来てくださったお客様皆さま、
ありがとうございました🌹
これらの曲たちに、新たなデュオの曲やピアノ・ソロ曲を加え、4月27日(日)の〈静岡公演〉、5月4日(日)の〈大阪公演〉で演奏いたしました🎻🎹
その公演の模様は、また別の機会に・・
今後も多くの方々に、僕らの人生をかけて紡いできた音楽を聴いていただけますように🌸
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