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執筆者の写真Auderghem Music Salon

いい練習をするために レッスンでできる工夫とは?

更新日:2020年4月6日

おうちでの練習ははかどっていますか?先生の言っていたこと実践できていますか?

1週間のうち、レッスンは30分〜1時間。そのほかの時間はおうちで“1人での練習”になります。


 今回は“1人での練習”の手助けとなる、レッスン中、レッスン後にできることをご紹介いたします。そのちょっとしたことで、早く上手に楽器が弾けるようになり、さらに練習時間の短縮にもなります。すると生徒のモチベーションUPにも繋がるのではないかと思います。


♫レッスン中にできること

1.レッスンノート

 レッスンで一生懸命楽器を弾きながら、先生に言われた多くのこと覚えておくのは生徒さんにとっては大変なことです。その際、親御さんがレッスン中にノートにメモしておくことで、家で親御さんが先生のかわりになってアドバイスをすることができます。


 実は、コレすごく大事です!


 スポーツやバレエなどの他の習い事と違い、音楽はお家での練習がモノを言います。レッスンで弾くだけでは上達度はなかなかあがりません。

レッスンは、むしろ練習の仕方を学ぶ時間と言っても過言ではないです!

そのためにも、お家でどう取り組むべきか、生徒さんの課題を一緒に考えてあげてほしいのです。レッスン中の指摘は、少し注意すればすぐできるようになるものもあれば、数ヶ月、時には1年以上かけて少しずつできるようになるものもあります。


毎日の少しの意識の積み重ねが、生徒さんの未来を変えます!

是非、一緒になって頑張ってあげてください。



2.レッスンの録音録画

 ノートの代わりに、あるいはノートと共にこちらも是非実践して頂きたいです。毎回でなくても、時々するだけでもかなり違います。


利点1:レッスン内容を思い出せる

早く確実に上達するには、前回のレッスンをできるだけ消化して次のレッスンへ行くことが大事ですが、忙しい毎日の中でついつい先生の言ったことを忘れてしまいがち、、。でも録音・録画があれば簡単に思い出すことができます。


利点2:自分の演奏を客観的に見る

自分の演奏録音や演奏している姿を自分で見たことがありますか?時には、他人に言われるまでもなく自分で見るだけでいろんな発見を得れると思います。時には自分が先生役をすることも大事なのです。


利点3:先生の演奏・演奏姿を自宅で見れる

お手本演奏がいつも聴ける・見れると、どう弾くべきかイメージがより持てやすくなると思います。手の形やフィンガリングや腕の動き、姿勢がどうだったか、どんな音色だったか、お家でもう一度見るだけでもヒントになるかもしれません。

※レッスン時の音源・ビデオは個人使用に限り許可しております。無許可での転載等はご遠慮願います。(どうしても載せたい方はご相談ください。)



♫レッスン後に最初にできること

 楽器を弾く前に、まず先生に言われたことを思い出して楽譜に書いていきましょう。

レッスン録音・録画をお待ちの生徒さんは、楽譜を見ながら再生し、先生のセリフを聞き取って書いてください。その他、聞いていて気が付いたこともどんどん楽譜に書いてくださいね!


 自分の字で書くことで、注意するべきことを自覚できるようになります。

また、字が書けない小さなお子さんは、親御さんがかわりに書いてあげたり、印をつけるだけでも良いです。

そうやって、何度か同じ曲をレッスンされるとどんどん楽譜が字で黒くなっていきます。できるようになった注意書きもどうか消さないで!何に気をつけて弾いていたか残しておくことも大切です。



 楽譜は生徒さん一人一人だけのものです。

その曲を通して何を勉強したのか、自分にとってどんな曲だったか、あとで見返すとまるでアルバムのようです😊

是非、努力の跡を楽譜にたくさん残してくださいね。



以上に書かせて頂いたものは既に実践されていらっしゃる生徒さんもいらっしゃいますが、

皆さまに共有したく、今回このような形でご紹介致しました。

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